自転車交通ルール

自転車の意外と知らないルールとは?

今回は自転車の意外と知らないルールを解説していきます。

上の写真はかわいいですが、これ違反ですよね笑

皆さんは自転車に乗りますか?

私は通勤で乗ったりしています。

コロナの影響もあるので、人と接触しない方法として自転車通勤をするようになった方もいると思います。

自転車のメリットとして感じられることを挙げると

  1. 電車通勤の事故のリスクを避けられる(全く動けなくなる可能性があります)
  2. 電車やバスの車内混雑を避けられる(特に雨の日はバスに乗る人が増えます)
  3. 交通渋滞を避けられる(雨の日は車が増えます)

私はこのように感じます。

雨や強風により、つらい状況になる場合もありますが、自転車はすべて自分の思い通りに時間が使えるのが最大の利点と思います。

そんな自転車を運転している方にむけて、交通ルールを解説したいと思います。

意外と知らないルールもたくさん存在するはずです!

 

自転車の意外と知らないルールって一体何?

意外と知らないルールってたくさんあると思います。

その中で気になった、車道と歩道の走行について書いていきます。

自転車は基本的に車道を走らなければいけません。

罰則も存在しています。(三か月以下の懲役、または五万円以下の罰金)

しかし現実は、車道よりも歩道を走っている自転車が多く存在します。

もちろん歩道の走行が禁止ではありません。

歩道を走れば信号がない?といいますか、車道の信号を無視できるのです。

車道を走りながら車道の信号を避けるため、歩道に乗り上げる。

そしてまた車道に出るを繰り返して、信号を避けた運転が可能となってしまいます。

上記のような運転をする人って多くないですか?

また車道を走っていたとしても、信号をしっかり守っている人は少ないと感じます。

自転車には免許証というものがありません。

リスクがあまりないので信号を守らない人が多いのだと思います。

 

車道を走るのなら車用の信号に従う

どの信号に従えばいいのか、考えたことはありませんか?

車道を走るなら車用の信号機に従うのが正解です。

自転車を運転している方は、必ずしも何かしらの免許を持っているわけではありません。

つまり免許を持っていない方は道路交通法を理解していない方が多いはずです。

またT字路で左右確認をしないで飛び出してくる自転車がいますが、あれは本当に危険だと思います。

話によると危険なことが分からないらしいのです。

ぶつかって初めて気づくのでしょうか。

結構なスピードで曲がってきますので、その曲がった先に誰かいたらと思うといつもゾッとします。

 

歩道を走るのなら歩行者用の信号に従う

こちらも当たりまえといえば当たり前ですが、歩道を自転車で走行した場合は歩行者用の信号機に従います。

歩道も走れる自転車ですが、原則車道の左側を走行する、ということが道路交通法で決まっています。

また、歩道を走る上で細かいルールが定められています。

道路交通法の話は数が多くなるので省略しますが、

一つ挙げると、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行するというものがあります。

こういったルールは知らない人の方が多いのではないでしょうか?

歩道を走る上で、歩行者と事故を起こしてしまった場合、自転車側の責任はとても大きいことを知ってほしいと思います。

自転車側が99%の責任を問われることになるそうです。

このルールを知った場合、歩道を走るよりも車道を走る人が増えそうですよね。

ではなぜ、歩道を走っている方が今でもたくさんいるのでしょうか?

 

ほとんどの人が歩道を走行している理由

歩道を走ってしまう理由、それは単純に怖いから、だと思います。

私はバイクや車の免許があり、車道に慣れていますので、怖さというものは今はほとんどありません。

しかし初心者だった頃を思い出すと、原付で道路を走るというのが恐怖だったのを覚えています。

猛スピードで走ってくる車も中にはいますから、そのような車がそばを走り抜けていくとなるとそれは誰でも怖いと思うことでしょう。

特に女性が車道を走っているのはあまり見ないですよね。

お子さんを乗せていたりするから余計走りたくないのかもしれませんね。

 

意外と知らずに自転車のルールを破っている?

自転車は気軽に乗れることから、車やバイクなどといった乗り物とは違い、意識が低くなりがちですね。

その意識の低さから本当は禁止なこととは知らずに、やってしまっていることがあると思います。

自転車は軽車両という位置づけになっています。

軽車両とは原動機を持たない車両のことです。

この車両という言葉を意識していたら、もう少し意識を高く持って運転できそうですね。

それでは禁止事項について書いていきます。

 

歩行者にベルを鳴らしてしまう

歩行者に対してベルを鳴らす。

誰しもが一度はしてしまったことがあるのではないでしょうか。

歩行者に避けてもらいたい、こういった理由でベルを鳴らす行為は交通違反になります。

冷静に考えてみると

  1. 自転車は基本的に車道を走らなければならない
  2. その自転車が歩道を走っている時点で回りに迷惑をかけないよう努めるべきである
  3. 歩道を走る自転車は徐行し車道側を走る必要がある
  4. 歩道は歩行者優先

このような内容から、自転車都合のベルを鳴らすという行為は違反であるというのはとても納得がいくことと思います。

 

傘を差しながら運転する

雨の日でしたら、絶対といっていいほど目にすると思います。

片手で運転すると単純に危ないですよね。

雨が降っているので、路面状況は良くないですから事故を起こす危険性も上がります。

  1. 傘をさすことにより視界が悪くなる
  2. 片手で運転することにより、ブレーキの力が半減する
  3. 片手で運転することにより、バランスがとりずらくなる

片手運転には、こんなにたくさんのリスクがあります。

傘をさして運転するぐらいなら、レインコートを着た方がいいですね。

傘を差しながら運転するのは違反ですから、皆さんは差さないで運転していただければと思います。

 

イヤホンをしながら運転する

厳密には禁止ではありませんが、都道府県の条例などで禁止されています。

本当にやめていただきたいと思います。

イヤホンをしている方は周りの音が遮断されてしまうので、誰かが近づいていることが分かりません。

また車にホーンを鳴らされても気づかないでしょう。

つまり危険を察知できません。

自分勝手な行為から回りの人間を危険にさせているということを自覚してほしいと思います。

私の経験談をお伝えすると、坂道を自転車で登っていた時に、前に自転車が走っていました。

遅かったので抜こうと思いましたが、ふらふら横に移動してきたのです。

進路を妨害され、ぶつかりそうになったので、とても不快な気持ちになりました。

耳が聞こえていれば、後ろから近づいてくる音、気配などを察知できるはずです。

その人を見てみると両耳はイヤホンで塞がれていました。

自分が危険になるという意味でも普通は音楽を聴いて走行しようとは思わないはずです。

どうかイヤホンをして運転はしないでください。

 

自転車の意外と知らないルールとは?:まとめ

今回は自転車の意外と知らないルールを解説してきました。

気軽に乗れる乗り物ですので、あまり考えないで運転している方も多いと思います。

日本では人口の約50%が自転車を所有しているそうです。

とても身近な乗り物ですよね。

身近なのに意外と知らないルールはたくさんあると思います。

そんな身近な乗り物だからこそ、ルールを知る、守るということが大切です。

私も何度も危ない目に遭いました。

路地からの飛び出しが一番危ないと思います。

自転車はかなりスピードが出ますので、気を付けたいところですね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!