尾崎豊

尾崎豊の死の原因や遺体画像とは?覚醒剤による他殺は真実か?

 

今回は「尾崎豊の死の原因や遺体画像とは?覚醒剤による他殺は真実か?」ついて書いていこうと思います。

  • 尾崎豊の死の原因は一体なんなのか?
  • 遺体画像は存在するのか?
  • 覚醒剤による他殺の可能性は?
  • 尾崎豊の遺書は本物か?

以上について詳しく検証していきます。


夕方のニュース番組の生放送の最中、尾崎豊の遺書について放送されたのを見たことがあります。

安藤裕子アナウンサーが、「尾崎豊の遺書が発見されました」と確かに言いました。

死後何十年も経過しているのに、生放送で遺書について報道されたのです。

これは自殺を印象付ける情報操作だと私は思います。

その時テレビを見ていた私は「これはおかしい」と、ものすごい違和感を感じたので、その時の記憶が今でもはっきりと残っています。

真実ではなくても、嘘を真実のように放送をしてしまうテレビ。

ないことを事実として記事にするジャーナリストや週刊誌の存在。

この世の情報は操作され報道されますので、気を付けてください。

いろいろな事件も不都合な真実は往々にして隠蔽されます。

尾崎豊の死の原因が他殺ではまずいのです。

世間に自殺としてのイメージを植え付けたい人物がいると感じられます。

 

尾崎豊の死の原因は?遺体画像からの考察

一つよくある間違いの指摘をさせてもらいます。

尾崎豊は全裸で民家の庭で発見され、そこで死んでいた、と勘違いされている方が多いですが、一度病院に行き、そこから家に帰った後容態が悪化し、病院で亡くなっています。

また蘇生中の写真が出回ったことで、体中に痣が見られたことや、目の上に瘤があったことから暴行の可能性が疑われ、リンチして殺されたなどのデマも流れているのでそちらも否定させていただきます。

民家の庭で発見されたのは事実ですが、そこから病院に搬送され、医者の診察を受け、一度家に帰ります。

この時点で尾崎豊の意識はあり、話すことはできたようですが、とても家に帰るような状態ではありませんでした。

それでは死亡当日はどのような流れだったのか、見ていきましょう。

 

民家の庭で急性覚醒剤中毒で発見・通報

覚醒剤のことは最初伏せられていたため、正式な発表はなかったと思いますが、尾崎豊は急性覚醒剤中毒の状態で民家で発見され、病院へ搬送されます。

全裸だったのは覚醒剤による体温上昇により、暑さのため服を脱いだと考えられます。

白髭橋病院の石井医師は東京都立墨東病院へ転院の準備を進めていました。

わざわざ転院の準備をするということは、それ相応の理由があったはずです。

医師は急性覚醒剤中毒に気付いたか、それとも何かを疑っていたと考えられます。

治療の必要があった尾崎は妻と家に帰ってしまいます。

  1. 妻が医師の言うことを無視して、知人と共に尾崎を連れて帰ったとする説(尾崎が歩けなかった場合、女性一人では尾崎を抱えて連れて帰るのは困難)
  2. 尾崎も妻と一緒に帰るということを望んだという説(だとしたら無理に連れて帰ったというのは辻褄が合わない)

調べると以上の二つがみつかりました。

ここでは紹介できませんが、当時の白髭橋病院の石井医師のインタビュー動画を見るとよくわかります。(YouTube検索すればみつかります)

インタビューには覚醒剤の言葉は出てきませんが、覚醒剤の使用を疑っていたので、救急隊の手配をし、東京都立墨東病院へ転院できるようにしたのでしょう。

医師の「後で何があっても私共は責任を負えませんよ」という言葉から、尾崎豊の状態は悪かったことが分かります。

また、夫人と帰ってきた尾崎の顔を見た実兄の、「豊の目の上は殴られたように青く腫れていた」いう言葉は誰かに殴られた可能性を示唆しています。

 

尾崎豊の遺体画像(遺体は司法解剖される)

現実を知るためには見ていた方がいいと思います。

事実は事実として受け止めなければなりません。

司法解剖とは犯罪性のある、またはそれが疑われる死体に対し行われる解剖であることから、犯罪を疑っていたことは事実です。

  1. 司法解剖の結果から、致死量の約3倍の覚醒剤が検出。
  2. その覚醒剤は経口摂取された。
  3. 体に無数の擦り傷、右目には打撲痕。
  4. 司法解剖医支倉逸人教授は死因を覚醒剤が引き起こした肺水腫とする一方で、全身の傷や右目の打撲痕については自傷と判断
  5. 上野正彦氏(元東京都監察医務院長)は尾崎の右目の瘤について、右目の皮膚には擦り傷などがないので「これは人の拳で殴られた可能性が高い」と判断。  

覚醒剤は尾崎豊本人が飲んだのか?覚醒剤は誰かに飲まされたのか?

これが答えになるのではないかと私は思います。

ここをよく考えてもらいたいのです。

 

殺人のために覚醒剤を使用?他殺なのか?

こちらの事件をご存じでしょうか。

28歳の既婚女性に対し、覚せい剤入りの日本酒を飲ませて中毒死させたとして、傷害致死などの罪に問われている72歳の悪徳税理士、石原信明被告。

こちらの事件の記事はこちらから

このように日本酒に覚醒剤を混ぜて飲ませると、バレずに飲ませることが可能ということが分かる事件となっています。

 

覚醒剤を使用し他殺を偽装する

覚醒剤を使って人を殺したであろう例をあげると、記憶に新しいもので、紀州のドン・ファン死亡事件というのがあります。

和歌山県の資産家が急性覚醒剤中毒で死亡したという事件です。

元妻が犯行に及んだとして逮捕され、こちらも尾崎豊と同じく覚醒剤は経口摂取されたとしています。

人を殺す方法で不確実な覚醒剤を選ぶことなどない、といったことを言う人がいますが、それはどうでしょうか?

殺人と周りに悟られずに相手を殺す方法がないかと考えた時、覚醒剤を選択してもおかしくはありません。

ましてや過去に覚醒剤を使用してたのなら、なおさら選択する可能性が上がるでしょう。

つまり覚醒剤の前科がある者が覚醒剤で死亡した場合、他殺の捜査より、自ら使用した事故を考えるので、他殺の捜査がされにくくなる、ということです。

紀州のドン・ファン事件についてはこちらから

 

覚醒剤は経口摂取すると苦みでまともに飲めない

調べてみると、覚醒剤経験者が経口摂取することはほぼないそうです。

効き目が悪いということです。

常習者は覚醒剤を効かせたいでしょうから、無駄なことはしませんよね。

また経口摂取すると刺すような苦みがあるようで、飲むのは簡単ではないようです。

殺人目的で飲まされた場合、その味ですぐにバレますから、カプセルにいれるなどして飲ませた可能性があります。

また、日本酒に混ぜると気づかれにくいとの話もあります。

苦みで飲むのが簡単ではない、本当は効かせたいが効果も薄くなるというのでしたら、常習者は覚醒剤の薬理作用を狙って経口摂取は選びません。

覚醒剤を経口摂取する行為は、誰かに飲まされたと考えるのが自然です。

紀州のドンファンも尾崎豊も誰かに覚醒剤を飲まされた可能性が高いと言えます。

それはつまり、他殺という話になってくるのではないでしょうか?

 

尾崎豊の遺書は本物か?再捜査嘆願運動をした理由は?

遺書なるものがあったと報道、記事などで紹介されていますが、この話にはとても無理があるのです。

自殺する動機が少なすぎます。

  • すでに否定されている過去の事は一切触れずに、すべて嘘で上書きするような内容である
  • これでは過去を知らない、また調べない方はそのまま信じてしまう可能性がある

遺書は死の間際まで持ち歩いたセカンドバッグに入れてあったという話を記事で説明していますが、これは捜査を行った警察も実兄も否定しています。

普通に考えればパーティに行く日に遺書を持ち歩かないと思うのですが…。

遺書の存在と自殺を主張する者、否定する者。

どちらかが本当です。

よく考えてみて下さい。

 

遺書は捏造された可能性が高い

まず、実兄、実父、最後のマネージャーが遺書を否定しています。

民家で尾崎豊が発見された時、持っていたセカンドバッグの中に遺書があったとの内容で記事が公開されていますが、これは捜査を行った警察も否定しています。

他殺説を主張するジャーナリストもこの遺書の存在を否定しています。

警察は現場遺留品として写真を撮影しますが、その中には遺書なるものはなかったそうです。

これらの主張と夫人が主張する内容が食い違っていますね。

すべて否定されている状態で、後から遺書があったなどと言われても無理があるのです。

夫人の話をまとめます。

  1. 警察から家宅捜索の時に受けた質問が、「遺書はないですか?」
  2. まず実兄が尾崎豊のセカンドバッグの中から、紙きれの端に書かれていたものを見つけた。
  3. 後日、尾崎豊の母のお仏壇代わりにしていた棚のところに置いてあった一通を見つけた。
  4. 週刊文春にいたジャーナリストにだけは全てを明かし、遺書の存在を伝えた。
  5. そのジャーナリストが許可もなく遺書の全文を2011年12月号の文藝春秋で公開した。
  6. 2011年12月号の文藝春秋の遺書の公開は全く無関係であるとの主張。
  7. 遺書は夫人が保管している。

このようにまとまりがない内容です。

実兄は遺書を否定しています。

そもそも公開された遺書など存在しないのでしたら、遺書に関する内容すべてが捏造ということになります。

テレビで放送されたから信用できるとか、大手の雑誌だから信用できるとか、そんなことは一切ありません。

これらの内容は全て架空のストーリーかもしれません。

捏造の可能性は十分あるといえるでしょう。

 

尾崎健一は再捜査嘆願運動をして署名を集めた

夫人が主張する遺書の一部は、実兄が見つけたように書いてあります。

ここですでに矛盾が生じているのです。

実兄は代表として、お父様と共に尾崎豊の再捜査嘆願運動を警察に頼んでいます。

遺書があったのなら再捜査など頼まないはずです。

この時点で夫人と尾崎家の主張が全く異なっていることが分かると思います。

結局、嘆願署名は受理されず、受理されなかった理由は「捜査は尽くされており新事実がない限り再捜査は出来ない」でした。

嘆願書というものはお願いでしかなく、法的な効果を期待できないのです。

ですがその嘆願書には10万6800通の署名が集まりました。

ということは、それだけ尾崎の死に対し、不審に思っているファン、関係者がいたということです。

被疑者不詳の告発状を書いて提出した場合、捜査の道が開けるそうですが、尾崎豊の息子のため、尾崎の父は告発状は提出しなかったとしています。

それはつまり、息子の母、尾崎の妻が尾崎の死の原因に関係していることを意味しているのではないでしょうか?

 

尾崎豊と夫人の関係は?そして最後のパーティへ

尾崎豊が離婚をしたがっていたというのが事実であるのなら、夫人はそれを簡単には納得することはできない、ということは分かると思います。

尾崎豊の楽曲は現在でも評価され続けています。

  • カラオケ(DAM)
  • 歌手別ランキング42位(2022年)
  • カラオケ(DAM)
  • 楽曲別ランキング50位(I LOVE YOU)
  • TVや映画、CMなどで楽曲が使用される。
  • 日本や海外のアーティストに楽曲がカバーされ続けている。

このように印税は数千万円は確実、1億円を超えているかもしれません。

こういったことは当時の人気からある程度予想できますよね?

これらの内容から「印税で孫の代まで食べていける」と言われています。

ではこの印税は誰の手に渡っているのでしょうか?

 

夫人から慰謝料3億円を請求されていた

独立をして復帰を賭けてスタートしたのが個人事務所アイソトープでした。

この復活を賭けた仕事の成功が離婚を可能にし、自由になれると考えていたのです。

尾崎は夫人との関係を早く終わらせたかったようです。

そして、斉藤由貴との不倫。

尾崎は真剣に斉藤由貴と交際していたとされています。

この時点で夫人との関係は冷え切っていたのは間違いなさそうです。

離婚調停を弁護士に依頼して、離婚を本気で考えていました。

ですが離婚は難航します。

夫人が慰謝料3億円を請求してきたからです。

夫人から尾崎は「離婚できるものならしてみなさい」「仕事をできなくしてやる」と脅されていたのです。

こういった話から夫人は普通の一般的な女性ではないことが分かります。

交友関係も普通ではなく、裏社会にも顔が利いたようです。

第7作目「放熱への証」のCDは販売を20万枚予定していましたが、すでに10万枚の予約が入っていました。                                             

CDとコンサートで約15億円の売り上げを見込んでおり、尾崎はそれらを離婚の慰謝料に使う予定でいたのです。

新しく設立した個人事務所アイソトープには、夫人が関わるのを絶対に許しませんでした。

 

死亡前夜・夫人とパーティに行く

尾崎は死亡の前日、夫人と共にあるパーティへ出かけています。

その後、夫人の友人Tと別の場所で飲み、覚醒剤中毒状態で発見されます。

流れ的にも、時間的にも、尾崎は覚醒剤を最後にお酒を飲んでいた場所で、ほぼ間違いなくそこで摂取したというのは誰の目にも明らかではないでしょうか?

ここで夫人の友人であるTという人物について触れます。

  • 夫人とTは10年来の友人。
  • 尾崎豊に夫人を紹介したのはT
  • 死の約一か月前から絶交していたTが頻繁に電話をかけてきた。
  • その内容は「Kなら薬は手に入る」
  • 死の前日のパーティでそのTが偶然いた。
  • 尾崎はそのパーティに誰が来るのかを知らされていなかった。
  • 本当に夫人も、友人であるTが来ることを知らなかったのか?
  • 夫人は尾崎をTと飲みに行くことを勧めた。(夫人は参加していない)
  • そしてTと尾崎はパーティ後、飲みに行くことになる。

最後のマネージャーの話では死後数日前から尾崎の様子がおかしくなったようで、覚醒剤の使用を疑っています。

つまり、死の前夜だけ覚醒剤を使ったのはではなく、数日前から使っていたことになります。

ただ、ずっと常用していたか?については近くの者が否定していますので、死の数日前から使用を再開してしまったようです。

それにはTという人物との接触があったのです。

 

最後の日

尾崎は最後に飲んでいた場所からタクシーで帰ったとされています。

そして尾崎は深夜3時30分頃、民家の庭に入り込みます。

  • 民家の庭で覚醒剤中毒状態の全裸の尾崎が発見される。
  • 発見されるまでの数時間の間に、致死量の約3倍の覚醒剤を経口摂取した。
  • 住民に通報され、病院に搬送されるが尾崎は妻と家に帰る。

病院から夫人と帰り、家の前に着いた車の中の様子を実兄と最後のマネージャーは確認しています。

  • 車の後ろの席に尾崎豊は寝そべっていた。
  • 「ああ、アニキ?わるい、わるい」との発言。
  • 意識はあったがすごく酒臭く、力が入らない様子で泥酔しているように見えた。
  • シャツとジーパン、裸足だった。

実兄と最後のマネージャーも当日の尾崎の様子から覚醒剤の使用を疑っていました。

そして部屋に入ったあと、妻と兄、最後のマネージャー(兄の友人)がいる状況で、容態が急変し、再度病院へ。

そして病院で亡くなります。

実兄は尾崎が部屋で苦しんでいる姿を見て、本当は病院に連れて行った方がいいのではないか?という考えと、尾崎豊が泥酔し救急車で運ばれる、といったマスコミの報道を恐れて葛藤したようです。

そういう意味で治療の機会を失ったことに対して非難されても仕方がないとしています。

 

尾崎豊の死の原因や遺体画像とは?覚醒剤による他殺は真実か?:まとめ

まとめます。

  • 尾崎豊は早く離婚をしたかった。
  • 夫人は慰謝料を三億円請求して離婚を引き延ばしていた。
  • 夫人は尾崎からどれだけ取れるかを考えていた。
  • 尾崎を事故、または自殺とみせかけて殺せば遺産が手に入る。
  • 尾崎豊が書いたとされる遺書はなかったと事件当初から遺書の存在は否定されている。
  • 公開された遺書とされる内容は捏造である可能性が非常に高い。

 

  • 尾崎は夫人と出席したパーティ後、友人Tと飲みに行っている。
  • それは夫人の勧めもあったとされているが、夫人本人は参加していない。
  • そのあと覚醒剤中毒状態で発見される。
  • 尾崎は覚醒剤経験者であるので、覚醒剤を摂取したらどうなるか分かっている。
  • 致死量の3倍の覚醒剤を自分で経口摂取するのか?
  • 経口摂取なので飲まされたと考えるのが自然である。

 

「尾崎豊の死の原因や遺体画像とは?覚醒剤による他殺は真実か?」について書いてきました。

尾崎豊の遺体画像については知らない方もいたことでしょう。

あの写真が流出したことにより、尾崎豊が自殺と思う方は減ったことと思います。

ひとりのファンとして、尾崎豊を好きになり、その歌声や曲の美しさ、歌詞の内容から影響を受け、何度も助けられました。

尾崎の曲によって助けられた人はもちろん私だけではなく、日本または世界にも、たくさんいることでしょう。

その尾崎豊のことを知っていくうちに、尾崎の死の原因に関する情報が対立していることを知るのです。

そしてその情報が間違っているのか、間違っていないのかを調べていくうちに、これはおかしいという内容を何度も目にしました。

他殺だったかは別にしても、尾崎豊の死の原因には多量の覚醒剤が絡んでいることは事実です。

何より問題なのは事実ではないことが、事実として人の記憶に残ることが問題なのです。

この記事によって、少しでも正しい情報が皆さんに伝わることを願っています。

それではここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございました。